
受賞作品発表! たくさんのご応募ありがとうございました。
応募総数1,312件の中から下記作品が選ばれました。
主催 | 公益財団法人どうぶつ基金 |
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後援 | 環境省、大阪府 |
応募期間 | 4月1日から7月31日 |
各賞 | ■環境大臣賞(1名)(賞状 賞金、賞品合わせて10万円相当) ■大阪府知事賞(1名)(賞状 賞金、賞品合わせて2万円相当) ■理事長賞(1名)(賞状 賞金、賞品合わせて2万円相当) ■審査員特別賞(1名)(賞状 賞金、賞品合わせて2万円相当) ■入選(28名)(賞状と記念品) |
いのちつないだワンコ部門 入選
棄てられたけど、それがラッキーかもね!
数年前に兄弟と思われるわんこと数匹、山に棄てられ放浪していました。地元の保護団体に保護され、縁あってうちの仔となりました。今は、先住犬のパピと毎日あちこちにおでかけして楽しく暮らしています。泊りがけの旅行も楽しんでいます。棄てられるまでは散歩も行っていなかったと思われます。棄てられて、きっときっと今の方が幸せになったと思っています。これからもいろんなところに出かけておいしいもの食べようねえ。もんきちくん。
風になる
飼育放棄という許しがたい状況から救われたビーグルのぽるか。たくさんの方の手に支えられてきたこの命を家族に迎えてから、早いものでもう11年が経ちました。ぽるかは年を重ねても、若いときと変わらず青空の下で遊ぶことが大好きです。草の匂い、木々の揺れる光景、そして風。走り回って転がって、今では全身で自然を感じる幸せを知っています。雨ざらしの中つながれたまま放置され、楽しいお散歩を知らなかった時代もあるけれど、今は嬉しいことがいっぱいで過ごしてくれていたら、それは私たちにとって何よりの幸せです。
3きょうだい
多頭飼育崩壊現場から保護された『こまち』に、保健所から保護された『しろたん』という大きな弟が出来て一年半。すっかり仲良しになったデコボココンビに今度は人間の小さな弟が出来ました。
まだまだヤンチャ坊主の弟に振り回されながらも、お姉さんお兄さんとして頑張ってくれている2頭です。
いつかそれぞれが掛け替えのない存在になるようにと願いながら、今日も3きょうだいの成長を見守っています。
輝く笑顔
ブリーダー放棄により、推定2歳でたくさんの仲間たちと保健所へ持ち込まれたゆりあ。
外の世界を知らず育ったため、全てが恐怖の対象でした。いつも尻尾をお尻の中に仕舞い込んでいた日々..
先住犬を慕い、たくさんのことを学び克服して、今ではこんな風に全身で喜びを表現し輝く笑顔で野原を走り回っています!
どうか、悲しい思いをしている犬猫が、ごはんの心配をせず温かいお布団で休め、本来の輝く笑顔を取り戻せる世の中になりますように!!
風の感じる日々
動物愛護センターでは、体を出来るだけ小さく丸め、訳も分らずただ身を守っていた「ともかず」。子犬にしては大きな体を小さくして、全身から「近づかないで」というオーラを出していました。とにかくメンタルが弱くって何もかにも怖い子でしたが、さほど時間がかからず経験を積むことですっかり落ち着いたステキな子になりました。まだ1才前のお子ちゃま。はしゃいだりと楽しい毎日を送りながら家族を待っています。
幸せな日々をありがとう
崩壊ブリーダーから飢えた状態で心あるたくさんの人たちに救われたアリス。次に迎える犬は身よりの無い可哀相な犬にしよう、幸せにしてあげようと立候補しました。でも間違っていました。たくさんの幸せや笑顔を貰ったのは私達でした。甘え上手のアリスは誰からも愛され、私達とかけがえのないお友達との縁もつないでくれました。
癒し犬として闘病中の父の心の支えになってくれました、アリスと暮らした7年半は短かったけれど、幸せでした。今頃はお空で大好きな父と先に逝ったお友達と仲良く暮らしているよね。またいつか会おうね♪
ちょー気持ちいい!
私の知人のお婆さんが、一人暮らしは寂しいと子犬をもらって来た。ところが外に繫ぎっぱなし、衛生環境も最悪。それで私が週に3回、出勤前に寄り道し、代わりに散歩するようになった。
菜々子と名付けられた彼女は、毎日私の自転車姿を待ちわびていたという。そして彼女が2歳の時、とうとう私の娘になった。
本当は家の中で一緒に暮らしたかったが、すでに猫のナナとニャンチュウがいて無理だった。その分、暑さ寒さ対策もして庭で放し飼いにした。彼女の笑顔は、私の体調や機嫌が良くない時さえ、私を笑顔にしてくれる特効薬だ。
私にも春が来た!
保護して二年目の春。引き取って最初の頃は少しの物音にもびくびくして笑顔が少なかったのですが、愛情たっぷりの暮らしの中でだんだんよく笑顔を見せるようになり、桜を見上げて微笑む姿は「私にも春が来た!」って言っているようで涙が出そうに嬉しかったです。