
受賞作品発表! たくさんのご応募ありがとうございました。
応募総数1,312件の中から下記作品が選ばれました。
主催 | 公益財団法人どうぶつ基金 |
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後援 | 環境省、大阪府 |
応募期間 | 4月1日から7月31日 |
各賞 | ■環境大臣賞(1名)(賞状 賞金、賞品合わせて10万円相当) ■大阪府知事賞(1名)(賞状 賞金、賞品合わせて2万円相当) ■理事長賞(1名)(賞状 賞金、賞品合わせて2万円相当) ■審査員特別賞(1名)(賞状 賞金、賞品合わせて2万円相当) ■入選(28名)(賞状と記念品) |
さくらねこ部門 入選
肝っ玉母さん
午前6時半、活気のある大阪弁が飛び交う商店街から少し離れた、とある公園で彼女は食後の満足げな表情を私に見せつけてくれました。
ボランティアさんの話によると、彼女は三度も出産を経験したベテランのママさん猫とのこと。
産まれた仔猫たちは無事里親さんの元へ旅立って行きましたが、うち一匹だけは親離れできなくて一緒に暮らしている模様。
母猫より先にご飯を食べようとすると、どこからともなく猫パンチが飛んでくるとか。
避妊が済んで「さくらねこ」になった今でも、”肝っ玉母さん”は健在のようです。
共に生きる
今年の3月初旬、この子達はさくら猫の仲間入りをしました。これからは、地域の方々やボランティアさんの愛情を受けながらこの地で共にさくら猫として生きていきます。また会いに行くよ。
さくらねことして生きる
はじめて会ったとき、彼の首には首輪をしていた跡がありました。
その後、彼は地域の人々と生きていくことになりました。
さくらねことなったいまも、人なつっこい性格で、みんなに愛されています。
さくらとさくら
春の季節に、いちばん似合うのは
厳しい自然の中で生き抜いている
きみたちだと、思うよ。
eye contact
地域猫のお世話に行く公園に、やせ細った姿でヨロヨロ現われたバンテ(この子の名前です正式にはバンテージ)
ご飯が美味しかったのか、公園が気に入ったのかはわかりませんがそれから毎日出てくるようになりました。
体が小さいので、ほかの先住地域猫にいじめられる事があるのですが、私が行くと
足元のスペースに滑り込み、アイコンタクトばっちりで存在をアピールする可愛いやつです。
こう見えて性格バッチリ!
この間TNRしたシロボー
こう見えて、小さい子の面倒もよく見てくれる気の良いオッチャンです。
雪とさくら
雪の日でも嵐の日でも、餌やりさんとさくらねこは嬉しそうに再会する。
「元気だった?」「寒いね」「屋根があるからこっちにおいで」
合間に猫の「にゃー」という返事が入る。
雪が止んで晴れたので遊びに行くと、餌やりさんも来ていた。
二人で猫のところへ向かうと、足が雪でかじかむのだろうか、一歩一歩慎重に歩いてくるミカンちゃんの姿があった。
それでも餌やりさんを見つけて尻尾をブンブン振りながら嬉しそうにしているのはいつもと変わりがなかった。
おかあさんもさくら耳、ぼくもさくら耳
いつもいっしょに起きて、いっしょにお出かけ、いっしょにご飯、いっしょに寝ます。
いつもおかあさんの真似っこ。
耳までいっしょ。
おかあさんも、ぼくもさくら耳。
おなかいっぱいになったよ!
ご飯を食べた後には塀に一列でまったりタイムです。
みんな仲良くいつまでも健康でいられますように★